居心地のいい
甲州市へ

第一の柱:教育は「100年の計」― 教員経験を活かした人づくり

まず1つ目は、私自身の44年間の教員経験です。この経験を最大限に生かし、甲州市の教育をさらに充実させていきたいと考えています。子供たち、保護者、そして先生方が、安心して教育活動に専念できる環境を整備してまいります。

先輩の先生方が築き上げてきた教育環境、まさに教育は「100年の計」であると痛感しております。武田信玄公の時代から「人づくり」が一番大切にされてきました。「人は石垣、人は城」と申しますように、教育は国家百年の計です。今もなお武田信玄公を愛してやまない日本人が多くいることが、その証左であると思います。長い時間をかけて「人づくり」をしてきた甲州市の歴史を大切にしながら、さらに「甲州市で学び、本当に良かった」と心から思っていただける教育環境を作っていきたいと思っております。

第二の柱:「魅力あふれる甲州市」― 素晴らしい環境と立地を活かす

2つ目は、甲州市の素晴らしい環境です。

5年前に世界農業遺産に認定され、果樹は日本一、ワイン、そして「甲州の鎌倉」とも称される長い歴史。他にはない素晴らしい財産が甲州市には満ちあふれています。「良いところいっぱい」の甲州市をもっと強力にアピールし、多くの人が集う「居心地のいい甲州市」にしていきたいと思います。

人口減少に悩む地方都市が多い中、山梨県は「移住したい県」として全国8位という実績を持っています。私は教員退職後、タクシー運転手という仕事に携わりましたが、その中で改めて、甲州市の素晴らしいところを多くの他県の方にご案内させていただきました。

ぶどう、桃、柿、さくらんぼ、いちごなど、多くの果物の栽培に適した扇状地を有する甲州市は、水はけが良く、朝晩の寒暖差が大きい、まさに果樹栽培に最適な土地です。この財産は、どこにも負けない我々の誇りです。この財産を生かし、人が集う居心地のいい甲州市にしていきたいと考えています。

また、近隣の山々、特に甲州市には大菩薩峠という素晴らしい山があります。秋には紅葉が見頃を迎え、東京方面から本当に多くの方がこの甲州市においでになります。甲斐大和駅、塩山駅、勝沼駅から、近隣の山々に登山目的で訪れてくださるのです。大菩薩に降り注ぐ雨水が、美味しい水となり、私たちの暮らしを潤しています。この素晴らしい自然から得る恵みは、計り知れないものがあります。もっともっと甲州市の良さを皆さんに知っていただきたいのです。

「移住したい県 全国8位」という実績は、この立地の素晴らしさも一因です。山梨は首都圏であり、新宿からわずか1時間半で甲州市に来ていただける立地条件があります。JRのダイヤ改正に伴って日帰りがしやすくなり、都心へのアクセスも格段に向上しました。さらに数年後には、リニアも現実のものとなります。東京方面だけでなく、関西方面へもわずか1時間程度で行けるようになる、夢の未来が待っています。

政治の基本姿勢:「地域の声」を市政へ ― 区長経験から得た信念

また、令和4年、5年と三日市場地区の区長をさせていただいた経験を、市政に活かしていきたいと考えております。

3月から毎月定期的に地域の皆さんとの話し合いの場を持ちました。その中から、身近な問題を数多くお聞かせいただき、これからの甲州市の課題解決に向けて、きっかけとなる貴重なお言葉をいただきました。この区長経験から得た地域の皆様の声を、市政に活かしたいと強く思っております。皆様の身近な声を聞くことこそ、これからの政治の基本であると考えています。

第三の柱:未来へのビジョン:「AI活用」で築く居心地の良い甲州

この政治活動を通して、これからの甲州市を「居心地のいい甲州市」にしていくためには、AIの活用が不可欠であると、ある出会いから強く感じました。AIの発展は凄まじく、これからの私たちの生活を劇的に変化させていくものであると実感しています。

政治の基本は、皆さんの意見に耳を傾けることです。一人ひとりの意見や考えを聞くこと、またそれを整理することも、AIの世界では容易にできてしまうそうです。

政治は今、変革の時です。AIを使えば、政治がもっと身近になり、関心が高まり、もっと居心地のいい甲州市、そして日本が作られるのではないでしょうか。

甲州市の未来を、一緒に、日本の未来を、一緒に作ろうではありませんか。

政治に関心を寄せて、楽しく未来を語りましょう。

私には夢があります。「居心地のいい甲州市」、そして「居心地のいい日本」を作っていきたいと思います。